森下桂吉(もりしたけいきち)テレビ朝日アナウンサーはスポーツ中継のベテラン。
数々の名中継があらゆるスポーツの場面で生まれました。
1957年生まれ、さりげなく現役継続中の森下桂吉アナに迫ってみましょう!
森下桂吉アナは昭和32年生まれ64歳、現役!
森下桂吉アナといえばテレビ朝日のスポーツ中継の大ベテラン。
絶叫しないタイプのスポーツ中継を記憶している方も多いと思います。
伝説のアナウンサーですが、なんと現役です!
キングカズこと三浦知良選手とともに現役を続ける二大巨頭。
森下アナ過去のスポーツ中継
森下桂吉アナのスポーツ名中継といえば、「やっぱり北島強かった」のアテネオリンピック、100m平泳ぎ決勝、北島康介選手とブレンダン・ハンセンのレースです。
日本で見ていた人たちは内心、でも北島康介はハンセンにはかなわないかも…と思いながら応援していたと思います。
ところがですよ!
「よっしゃあー!」
「やったぁー!」
「よっしゃぁ~!」
「やっぱり北島強かった!」
解説も、実況の森下アナも絶叫はしていませんが、興奮が伝わってくる名実況でした。
北島康介選手の「気持ちいい」「超きもちいい」も名せりふでしたが、実況を見ていた人たちに届いた「やっぱり北島強かった!」は様々な感慨を持って受け止められ、記憶に残りました。
このアテネオリンピックではもうひとつ、「柴田、大変なことをしでかしそうだ」という名実況もありました。
あのアテネの女子800フリーの実況(森下桂吉アナ(テレ朝・常滑市出身))「柴田、これは大変なことをしでかしそうだ!」こそ、予定稿なしの心から発せられた言葉だけで成り立ってるまさに「魂の実況」だったよな。
— まさひろ⊿PerfumeとともにMAZDAとともに (@masahiro2010) July 31, 2021
そのほかのスポーツ実況
森下桂吉アナのスポーツ実況は、あらゆるジャンルのスポーツにまたがります。
高校野球、プロ野球、ソフトボール、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、ラグビー、サッカー、ゴルフ、ボウリング、卓球、バドミントン、アイスホッケー、マラソン、駅伝、トライアスロン、陸上競技、競泳、カーレース、オートレース、競馬、柔道、レスリング、ボクシング、空手、飛び込み、シンクロ、水球、ウエイトリフティング、新体操、フィギュアスケート、セーリング、ボート、オープンウォータースイミング。
こんなに多種類のスポーツ実況をしたアナウンサーは、森下アナの他にいないだろうと思います。
スポーツの実況中継をするからには、事前に勉強しておかないとできませんから、森下アナはあらゆるスポーツに精通していることになりますね!
シドニーオリンピックで柔ちゃんが金メダルのときの、「田村の金メダルは一本勝ち!」も森下桂吉アナです。
今回のオリンピック実況、テレビ朝日の森下桂吉アナウンサーの実況を聴けないのが寂しい。
テレビ朝日が放送する世界水泳の実況で、森下アナの実況が観ていてテンションが上がって好きだったんだよなあ。— akihi6 (@akihi6) July 31, 2021
そうなんです。
実況アナウンサーが絶叫しない分、視てる側のテンションが上がる、これが森下アナの実況の特徴です。
ゴルフの実況なら森下アナ!
森下アナのゴルフの実況にも定評があります。
全英オープンなんかは青木功氏、戸張翔氏の解説と、森下桂吉アナの実況じゃないとヤダ!というファンが多いのです。
余人をもって代えがたし、とはまさにこのことですね~。
トーナメント運営に40年近く関わっているツアーの生き字引のような人物も、「俺は森下が一番うまいと思ってるんだ」と森下桂吉アナを推します。
「もちろん解説者の扱いもうまいけれど、やっぱり実況がいい。なによりも間がいいし、言葉の選び方もセンスがある。アナウンサーっていうのはやっぱりそのへんのセンスだと思うんだよ」
他のテレビ関係者に聞いても「僕もゴルフ実況では森下さんが一番好きですね。余計なことをしゃべりすぎないのがいいと思う」という声が聞こえてきた。
出典:NumberWeb
ゴルフファンのみならず、現場からも圧倒的な支持を集める森下アナですが、こんな風にヒミツを明かしています。
「特にゴルフの場合は『僕もただのゴルフ好きのおっさんとして視聴者の皆さんと同じテレビ画面を見ているんですよ』という感覚を大事にしてます。しかも、その隣には青木功さんが解説者としていてくれるわけですから。伝え手というより、ただ楽しむということですよね」
出典:NumberWeb
「僕もただのゴルフ好きのおっさんとして」
うーん、これは真似できないやつかも知れない笑
テレビ朝日アスク講師も
もちろん、大ベテランの森下桂吉アナは後進を育てることにも熱心です。
ご存じテレビ朝日のアナウンサースクール「アスク」の講師もつとめます。
まだ今のところ、森下桂吉アナの後継者となる実況アナウンサーは誕生していませんが、「おっさん」になるといい味を出してくるアナウンサーがいるといいですね!
とは言え、森下桂吉アナは「おっさん」になる前から、その実況スタイルには定評がありましたからね~。
そしてときには、テレビ朝日の出前講座講師もつとめる森下アナです。
今週末は、秦野市ふるさと講座👨🏻🎓
テーマは「実況のプロが教える!スポーツ中継の楽しみ方」です🏃♂️講師は、テレビ朝日アナウンサー森下桂吉さん。
今年開催されるオリンピック、最大限に楽しみたいですよね❗️
まだまだ参加者募集中です。
申込みは⇒https://t.co/Ug3Gbrm30e#ふるさと講座 pic.twitter.com/XAUHkxDTzj
— 【友だち登録お願いします LINE公式アカウント】秦野市 (@Hadano_koho) January 7, 2020
森下桂吉アナの息子もアナウンサー?
NHKの高松放送局に、森下桂人(もりしたけいと)アナウンサーがいます。
2019年から高松放送局にいる森下桂人アナ、もしかすると森下桂吉アナの息子さんかも??
森下桂人アナは東京都出身で、幼稚園の頃から大学生までずっと水泳を続けていたそうです。
そして、アナウンサーになろうと思ったきっかけを訊かれて、こう答えていますよ。
スポーツ中継に関わりたいと思ったからですね。
きっかけは、2004年のアテネオリンピックの競泳中継を見たことですかね。
当時は小学生で、北島康介選手の金メダル獲得の瞬間をテレビで見て、
大興奮だったことを今でも覚えています。
これがあったから、練習が辛いときも耐えられましたし、
何より大学まで水泳を続けることができました。
会場にいたわけではないのに、テレビの前で味わった
たった一度の感動が、私の原動力になっていたんですね。
私も、これから何かを頑張ろうとしている人たちに
一役買えたらいいなと思い、アナウンサーになろうと思いました。出典:NHK高松放送局
ね?
内緒にしてるみたいですが、NHKの森下桂人アナ、森下桂吉アナの息子さんじゃないかしら?
ナイショにしときましょうね笑
森下桂吉アナの学歴とプロフィール
最後に、森下桂吉アナの学歴とプロフィールも見ておきましょう。
森下桂吉(もりしたけいきち)
・生年月日:1957年4月11日生まれ
・出身地:愛知県常滑市出身
・身長:168㎝
・出身高校:愛知県立半田高等学校
・出身大学:早稲田大学卒業
・好きな言葉:国士無双
・趣味:世界カジノめぐり
・好きな映画:男はつらいよ
・アナウンサーになってよかった事:特等席でのスポーツ観戦
・テレビ朝日入社:1982年
・同期入社:朝岡聡
早稲田大学時代には「アナウンス研究会」に所属していて、同期にNHKの栗田晴行アナ、フジテレビの向坂樹興アナがいるそうです。
愛知県常滑市出身、と言われてみたら「あ~!」と思ったんですが、森下アナって愛知県人らしいお顔ですね!
森下アナは嬉しくないかもしれませんが、名古屋市長のあの方となんとなくお顔立ちが似ていらっしゃいますよね笑
2017年4月に還暦を迎えた森下桂吉アナ、それ以降もスポーツ中継を続ける「おっさん」たちの希望の星です!
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