土井敏之（どいとしゆき）TBSアナウンサーはサッカー中継の顔。
アナウンサーが病気や体調不良のときにも、臨機応変に代役を務めます。
役職も付き、年収はどれくらいになったでしょう？
珍しいNHKからの転職組であることも気になりますね！
土井敏之アナについて、まるっと調べてみました！
土井敏之アナといえばスポーツ実況
土井敏之アナといえばスポーツ実況、中でもサッカー実況で有名ですね！
野球、ボクシング、バレーボールなどあらゆるスポーツの実況を担当しました。
ボクシング亀田興毅の試合も
2006年、亀田興毅×ファン・ランダエタの王座決定戦の中継も土井敏之アナでしたが、視聴率が40％を超えるとんでもない中継になりました。
しかもその試合は「判定」となり、負けたと思われた亀田が勝ったので八百長疑惑まで噴出するいわくつきの試合になったのです。
亀田興毅はアンチもたくさんいる選手なので、この試合の判定には苦情が殺到しました。
それほど注目された試合の中継を任されたのが、土井アナだったというわけです。
亀田興毅×ファン・ランダエタ
#これがもう10年前という事実 pic.twitter.com/lwuNChZESW— Tetsuya(てっちゃん) (@tetsuya552) May 8, 2016
亀田興毅×内藤大助戦も
2009年には、亀田興毅×内藤大助のWBC世界フライ級タイトルマッチが行われました。
この試合の実況も、亀田興毅×ファン・ランダエタ戦の実況が好評だった土井敏之アナに任されました。
そしてこの試合は平均57.3%、瞬間最高65％というとんでもない視聴率を叩き出しています。
土井アナの役職と年収は？
TBSテレビで異例の出世といえば、なんと言っても安住紳一郎アナですね！
安住アナは2020年に「局長待遇」である「TBSテレビ総合編成本部 アナウンスセンター局長待遇エキスパート職」になっています。
土井敏之アナの役職はどうなっているのでしょうか。
土井敏之アナの役職
土井敏之アナの役職は、「TBSテレビアナウンスセンターエキスパート部次長」です。
さすがに局長待遇の安住アナと較べると見劣りしてしまいますが、ボクシングの実況や野球、サッカーの試合の実況、『ジャスト』のメインパーソナリティや『ウォッチ!』のメインキャスターを歴任した土井アナに、TBSテレビが報いる役職であるはずです。
年収は？
では、土井アナの「TBSテレビアナウンスセンターエキスパート部次長」の年収はどれくらいなのか気になりますね！
TBSテレビの年収の平均は、平均年収.jpによれば1,599万円です。
TBSを2018年に退社してフリーアナになった安東弘樹アナによれば「だいたい30～40代で1500～2000万円くらい。高かったです」とのことですから、アナウンサーはTBS全体の平均よりだいぶもらっていそうです。
安東アナは50歳でTBSを退職していますが、退職時の年収が2,500万円ほどであったと推定されています。
そこで、現在50歳の土井敏之アナの年収は2500万円ほどではないかと推定されます。
病気のアナウンサーの代役を務める土井敏之アナ
土井アナウンサーは、病気や体調不良を起こしたアナウンサーのピンチヒッターを立派に務めたことでも話題になりました。
森本毅郎アナウンサーの代役
2019年11月8日、TBSラジオのニュース情報番組『森本毅郎・スタンバイ！』のオンエア中に持病の悪化で森本毅郎アナが途中退席、急遽病院へ運ばれました。
番組は、土井敏之アナがピンチヒッターをつとめて事なきを得ました。
2021年2月にも、同じ『森本毅郎・スタンバイ！』で、また土井敏之アナが「森本毅郎さんは今週、腰の手術のため、お休みです」と報告して代役を務めました。
戸崎貴広アナの代役
2007年9月9日、東京ドームでの巨人対阪神の放送で土井敏之アナは1塁側巨人サイドのベンチリポートを担当していました。
この試合は延長戦となり、5時間を超える戦いとなりました。
10回表ついに阪神がリードしましたが、その時点で声が嗄れてしまった戸崎貴広アナに代わり、急遽10回裏の実況を土井アナが引き受け、あした。
「実況も抑えが登場です」とアナウンスはしなかったらしいですが、してくれたら面白かったですよね！
淡々と病人のピンチヒッター役をこなす土井アナ、アナウンサーとしての力量を感じるエピソードです。
土井敏之アナはNHKからの転職組
土井敏之アナは、NHKからTBSテレビに移籍するという珍しい経歴の持ち主です。
どんな経緯でNHKから移籍したのか、アナウンサーを目指す人ではなくても興味が湧きます。
放送局の入社テストに落ちまくる
土井敏之アナは、戸谷真人アナ、吉田照美アナを輩出した「早稲田大学アナウンス研究会」に憧れて一浪の末早稲田大学に入学してアナウンス研究会に参加しました。
ところが、いざ就職活動を始めると放送局の入社テストに落ちまくったのだそうです。
TBSにいる人間の中で、私は自慢できるぐらいの数、放送局の入社テストに落ちてるんですよ。だいたいみんな「他のキー局を落ちたけどTBS」「TBSを最初に受けてそのままTBS」とかなんです。たぶん落ちた数で言えば、清水大輔さんと私が一、二を争いますね。
TBSは1次面接でダメ、日本テレビもフジテレビも書類選考でダメ、テレビ朝日は1次面接行って漢字読んだだけでダメ、テレビ東京もダメで、準キー局の大阪の読売テレビは最終まで残ったんですけどダメとか。
それから全国各地いろいろ行きました。RCC中国放送も最終まで行ってダメ、札幌放送が始まっていた途中だったかな。で、最終的にNHKで。
出典：livedoorNEWS
これはまた本当にずいぶんたくさん落ちていますね！
たしかにこれだけ落ちると逆に自慢になる、というのわかります笑
TBS、日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京、大坂読売テレビ、中国放送、札幌放送、そしてNHK、と。
NHKに入局
スポーツの実況がやりたかった土井敏之アナ、NHKの佐賀支局に配属されて1年目で高校野球の佐賀県大会の実況、2年目には九州大会の実況と順調に歩んでいました。
その先には、甲子園で実況したり、スポーツの実況を任せてもらえるようになる将来が見えていました。
当然、土井アナはNHKを辞めるつもりはありませんでした。
ところが、転機は突然やってきます。
TBSの中途採用に応募
1995年に、BSNで現役のアナウンサーを対象にした中途採用があったのは「たまたま」で、「早稲田大学アナウンス研究会」の先輩である初田啓介アナから「受けてみない？」と誘われたのだそうです。
軽い気持ちで応募すると、とんとん拍子に話が進んで、一か月ほどでBSNテレビから内定が出ました。
NHK佐賀には岩佐英治さんという、のちにNHKのチーフアナウンサーになる方がいらして、土井アナの背中を押してくれたそうです。
「5年経ったら人間関係ができてしがらみもできるし、愛着も湧いて、絶対に辞めなくなる。それに5年経ってから転職を考えたときに、今ある話は絶対ないだろう。せっかくの機会だし、2年目の今のうち辞めちゃったほうがいいよ」
それで踏ん切りがついた土井アナは、NHKを退職してTBSに転職しました。
土井アナって結婚してる？
土井敏之って結婚してるでしょうか？
TBSの公式サイトに掲載されているプロフィールにヒントが書いてありました！
趣味
ミニクーパー／社会人1年目で購入し、25年以上乗り続けている 妻より長い付き合い(自爆)
奥さまのお名前やお写真の公開はありませんが、ご結婚はしていらっしゃいます！
土井敏之アナの学歴とプロフィール
最後に土井敏之アナの学歴とプロフィールを見ておきましょう。
名前：土井敏之（どいとしゆき）
生年月日：1970年8月19日
出身地：東京都中野区
出身高校：東京都立西高校
出身大学：早稲田大学法学部卒業
NHK入局：1994年4月（同期に久保純子アナ、小田切千アナらがいる）
TBS入社：1996年1月1日
趣味：ミニクーパー、男はつらいよ、ガンダム
特技：啖呵売
安住紳一郎アナのようなスター性のあるアナウンサーの陰に隠れがちですが、縁の下の力持ち的アナウンサーの代表格である土井敏之アナ、いくつもの伝説を残しています。
ひるおび！や『森本毅郎・スタンバイ！』での活躍が楽しみですね！
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